シュニッツェルのレストラン(Schnitzelwirt in ウィーン/オーストリア)
ブダペストの前に訪ねたウィーンでは、ご当地名物「シュニッツェル」をいただきました。
これは日本のトンカツによく似た豚肉を油で揚げたものですが、最大の違いは、シュニッツェルは揚げる前に肉を叩いて薄くすることです。
なぜ叩くのかと思っていましたが、叩くのは肉の繊維を断ち切って、肉を柔らかくするためのようです。
さて向かったレストランは宿からほど近く、高レビューの多かった シュニッツェル専門店「Schnitzelwirt」。
住所:Neubaugasse 52, 1070 Wien
店内の写真はありませんが、中はホームメイドな雰囲気がありました。
来ていたお客さんは、家族連れもいれば、仕事帰りのような若い男性が二人で食事に来ていたり。
たぶん一人客は私だけでしたが、店内が結構壁で細かく分かれているので、特に気まずいこともなく、快適に食事ができました。
まず最初はビールです。3.8ユーロ。
ずいぶんと背の高いグラスとともに。
そしてメインディッシュ、シュニッツェル。
一番シンプルなものを頼みました。
こちらは2枚で7.2ユーロ。
肉だけを延々と食べ続ける自信がなかったので、サラダも注文しました。
サラダ、3ユーロ。
味はご想像の通り、豚肉を油で揚げたザ・トンカツなのですが、店の雰囲気や、箸ではなくフォークとナイフで食べているということが合わさって、トンカツを食べている時とはまた違う感覚を味わえました。
とはいえさすがに二枚も大きい肉があると飽きてきます(笑)。
レモンも一個だけなので足りません。
予想していなかったのですが、サラダが単なる生野菜のサラダではなく、ビネガー(酢)に漬かった野菜のサラダだったので、さっぱりしていたのが救いでした。
さすがヨーロッパというのか、その酢漬けされていた野菜の中には大きなジャガイモも入っていました。
酢漬けのジャガイモは初めて食べましたが、意外に合います。
こちらのお店、日本で言えば昭和の洋食屋さんのようなどこか懐かしい雰囲気に満ちていました。
またウィーンを訪れたら、また行ってみたいレストランです。