MomentTravel’s diary

旅行で訪ねたレストランのダイアリー。個人ブログ:https://momentmemory.site

ポーランド料理のバー(Setka Bar in ヴロツワフ/ポーランド)

引き続きポーランドヴロツワフのレストランを。

 

今日でおそらく最後ですね。

 

今回は「Setka Bar」というところ。

 

住所:Leszczyńskiego 4, 53-110 Wrocław

 

ホームページ:http://setkabar.com/

 

こちら、お店の名前に「bar」とあるように、レストランというよりかはバー。

 

でもヨーロッパのバーは、食事もしっかりできるところが多く、こちらもそんな感じ。

 

ヴロツワフで行った食事処の中では一番ローカルっぽい雰囲気がありました。

 

店内はかなり派手で、誰かは「ソビエト風」だと言ってましたね。

 

参考写真:店内

 

カウンターに座り、まずは「ポーランドの味噌汁」とも言われるジュレック。

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うん、おいしい。

 

お皿の淵にスープが汚らしくついているのも、どこか飾り気が無く、「無骨な若い男性が注いだんだろうな」と感じられて、なぜかよかったです。

 

続いてタルタル。

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こういう生肉のタルタルは東欧名物なのかもしれません。

 

ポーランドに限らず、チェコでもハンガリーでも目にしました。

 

個人的に「生の魚肉/獣肉」を食べる文化というのが日本以外にもあることは驚きでしたが、それは単に私の無知で、思えば日本が肉を食べ始めたのは所詮150年前にすぎず、もっと前から肉を食べ続けている東欧の国々が生肉を食べる文化を持っているといっても驚くにはあたらないのでしょう。

 

正直旅先で、しかも暑い夏の盛りに生肉を食べることには若干ためらいを感じましたが、好奇心には敵いません。

 

肉も卵も新鮮で、おいしかったです。

 

さて今回、この場所には2回訪問していまして、2回目に注文したのがこちら。

 

まずはスープ。

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名前は忘れましたが、豚(or 牛)の内臓を煮込んだスープです。

 

これは日本の「モツの煮込み」っぽいことを想像して注文してみたのですが、意外にもこっちはかなりあっさりしてます。

 

モツの煮込みは味噌で味付けをしているからか、味の濃い場合がほとんどですが、こちらのポーランド版モツの煮込みは割合さらっとした感じで、するっと食べられる感じ。

 

続いてはこちら。

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写真のピントが合っていませんが、この左側のものは豚のラードとピクルスを混ぜたものです。

 

このペーストをパンに載せて食べます。

 

これもポーランドの伝統料理らしいです。

 

ただ想像通り味はかなり脂っこいです。

 

というか、ペーストはほぼ「脂の塊」で、これをたっぷり塗って食べるのがポーランド風ということで、付け合わせのパンにこってりのせて食べますが、途中で流石に嫌になってきます。

 

でも不思議と食べられました。

 

こう明らかに体に悪いものって、意外に食べきれてしまうから不思議です。

 

 

こちらのお店はバーなので、一人で来てる方もちらほらいました。

 

店員さんは若い人ばかりで、英語が話せたかどうか覚えていませんが、少なくともメニューの写真が大々的に壁にあるので、指差しで注文できます。

 

もしヴロツワフに住んでいたら、たまに行ってしまうかもしれません。