ウッジ(Łódź)のレストラン(Szpulka in ウッジ/ポーランド)
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ずいぶん長いことポーランドはウッジ(Łódź)で訪ねたレストランについて書いているような気もしますが、今回で最後。
滞在していたのは3泊4日だったか、4泊5日だったのか、もはや思い出せません。
このレストラン、Szpulkaはウッジの誇るショッピングモール、Manufaktura内にあります。
内部、というよりかは敷地内。
住所:46 91-065 19A, Ogrodowa, 90-001 Łódź
ホームページ:
こちら、諸事情あって2回行きました。
1回目は午後、お茶しに。
2回目はランチ。
ランチで食べたのはこちら。
ランチメニューセットで、これにスープとドリンクがついてきました。
写真がないのが残念ですが、スープの方は、スタッフの方によると「これはウッチで食べられてるローカルなスープ」ということでした。
何か特別な要素はあるのか聞いておけばよかったです。
写真のランチセットは、握りこぶし大のミートボールを揚げたものとマッシュポテト。
ヨーロッパではありがちな「肉とポテト」の組み合わせです。
差別化するのは難しそうですが、ヨーロッパの人たちはよくぞこの二つの組み合わせだけで様々な料理を作ったものです。
おそらく「同じ料理だけど名前は違う」みたいなものが各国に大量にあるのでしょうけど。
さて、お茶をしに伺った時はケーキを。
これはチョコレートケーキだったのか、はたまたチーズケーキを頼んだらチョコレートケーキのような見た目のチーズケーキが出てきたのか、思い出せません。
どちらも野外のテラス席で食事をしていました。
Manufaktura内でアジア人はあきらかに私だけだったと思いますが、行き交う人も良識をわきまえておられるようで、特に怪訝なまなざしを私に向けるわけでもなく、快適に食事ができました。
思い返せばこちらのレストラン、店内が工場の一部を居抜きで作ったような感じとなっていて、インダストリアスな雰囲気があって、夜行ったらいい雰囲気が楽しめそうでした。
そういう意味では、「ありがちで退屈なショッピングモール」と以前の記事で評してしまったManufakturaも、それは外見に過ぎず、内部は工場跡ということをうまく活かしてるのかもしれません。
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そういえば、先日の記事に書いたカフェからちょっと行ったところにOFF Piotrkowskaという場所があります。
こちら、飲食店やバーやらクラブやら、小さなスタンドやらが集まっている場所です。
すべてが建物の中にあるというわけではないので、開放感があります。
若者の社交場となっているようで、非常に活気がありました。
特に夜。
ふとやってきた旅人がローカルの人に「ウッジのcoolな場所」を尋ねたら、まずはここを勧めてくるのだろうと思います。
わかりやすいcoolさというのか。
Piotrkowska通りを夜歩いている時に話しかけた、年端もいかない少女が私をここに連れて行ってくれました。
彼女は将来警察官になりたいと、特に深い決意があるわけでもなさそうな顔で言っていましたが、苦手な英語を使わなければならないのに、わざわざ私に付き合ってくれたことに感謝です。
run downな、廃墟的な雰囲気を活かしたOFF Piotrkowska。
ブダペストには有名な廃墟カフェなんてものもあるように、こういうオープンでスタンド形式のお店がたくさんあって、若者の社交場となっている場所は、ヨーロッパの他の都市でも最近よく見かけます。
実態はさておき、ベルリンなんてその本拠地のようなイメージです。
OFF Piotrkowskaの紹介記事(英語):