ワルシャワのステーキ・レストラン(Steakownia in ワルシャワ/ポーランド)
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今週、東京は連日のように晴れて蒸し暑いですが、昨日の朝は雲が出ていて、どこかヨーロッパの朝のような雰囲気でした。
昨日は(ほぼ)真夏の日差しの中、外出をしていましたが、ポーランドに行った時もこのように汗をかくのが恐ろしくて、歩き回るのがためらわれる瞬間が何度もあったことを思い出しました。
さて本日は、ワルシャワで行ったステーキハウスを。
私の人生を振り返ってみても、ステーキハウスに行ったのは初めてでした。
何故いきなりステーキ屋なんかに行ったのかというと、それはおそらく、もはやポーランド滞在も10日を超え、ポーランド料理もだいたい食べて、「他に何かないのかな?」というところから始まり、そこから「ああ、そういえばかつて住んでいた某国にはステーキ屋がやたらあったけど、価格が高すぎて一度も行けなかったな」なんて過去の悔恨を思い出し、そこから「ポーランドであれば安くステーキを食べれるかも」という、若干卑しい考えでステーキ屋を、これまたいつもの通りGoogle Mapで探し始め、見つけたのがこちら。
「Steakownia」
住所:Krucza 23/31, 00-001 Warszawa, Poland
URL:
そして注文したのは、一番オーソドックスなもの。
肉の量はたしか200gだったと思います。
いやはや、こんな肉がでーんとレストランで出された時の嬉しさは何と言えばいいのか。
所詮は肉を切って焼いたのものにすぎないのに、どうして肉はこうも人を嬉しくさせるのでしょう。
付け合わせのソースは甘めのものが複数ありました。
私は特に辛めのソースが好きとか、なんとかのこだわりはないので、どのソースも楽しめました。
なお写真に写っている細かい白のパラパラしたものは塩です。
ソースも良いですが、塩とコショウのシンプルな味もまた一興でした。
付け合わせの野菜。
たまねぎ、ナス、パプリカ。
常々思いますが、ナスは何と優秀な野菜なのでしょうか。特に油気の強い料理において。
ナスはよく油を吸い込んで、大変よろしい味になります。
こう思い出しながら書いていると、また肉が食べたくなってきました。
価格も安く、味もよく、店員さんも丁寧で、また店内も全く混んでおらず、たいへんよい時間を過ごせました。
ワルシャワのレストラン(Bułkę przez Bibułkę in ワルシャワ/ポーランド)
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さて今日から、Łódźを去って向かったポーランドの首都のワルシャワのカフェ/レストランを。
印象に残ったカフェとレストランが1つずつあるのですが、それは真打ちとして次回以降に回して、今日はless importantな場所から。
「Bułkę przez Bibułkę」
住所:Zgoda 3, 00-018 Warszawa, Poland
URL: bulkeprzezbibulke.pl
こちら、例のごとくGoogle Mapにて見つけたのですが、そこには「Breakfast Restaurant」と書いてあります。
確かにメニューは朝食のようなパンケーキ、ベーグル、ヨーグルト、シリアルなどでした。
私は2回こちらに伺い、一度はカフェラテを、二度目は軽く食事をいただきました。
名は忘れましたが、スクランブルエッグとパンとサラダの付け合わせ。
これはいずれどこかで書きますが、ポーランドは非常にパンがおいしい。
「どこで食べても」とまでは言えませんが、平均点はかなり高く、日本のパンがおよびつかないのはもとより、ヨーロッパの他の国のパンよりもはるかにレベルが高いです。
こちらのレストラン、Breakfastと言いながらも、午後も営業しています。
というか、夜11時まで営業しています。
朝と昼の間の時間、ブランチの時間に訪れると、人がたくさんで賑わっていました。
ほとんど座る場所もないほどに。
お客さんは若い人が大半で、モデルのような人やそのマネージャーのような人もいました。
ロケーション的に中心部にあるので、観光客もいるのだと思います。
ただ観光客に商売している雰囲気はなく、少しhiddenな雰囲気とcozyな雰囲気を絶妙に混ぜ合わせたような感じ。
レイアウトもその雰囲気を生み出すのに大きく寄与しています。
席は地下にもあり、こちらも地上階と同じ心地よい雰囲気、でも上階よりは静かな感じです。
サービスが若干遅いのが若干気になりましたが、それも全くの許容範囲です。
もちろん食事の味はよかったのでした。
ウッジ(Łódź)のレストラン(Szpulka in ウッジ/ポーランド)
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ずいぶん長いことポーランドはウッジ(Łódź)で訪ねたレストランについて書いているような気もしますが、今回で最後。
滞在していたのは3泊4日だったか、4泊5日だったのか、もはや思い出せません。
このレストラン、Szpulkaはウッジの誇るショッピングモール、Manufaktura内にあります。
内部、というよりかは敷地内。
住所:46 91-065 19A, Ogrodowa, 90-001 Łódź
ホームページ:
こちら、諸事情あって2回行きました。
1回目は午後、お茶しに。
2回目はランチ。
ランチで食べたのはこちら。
ランチメニューセットで、これにスープとドリンクがついてきました。
写真がないのが残念ですが、スープの方は、スタッフの方によると「これはウッチで食べられてるローカルなスープ」ということでした。
何か特別な要素はあるのか聞いておけばよかったです。
写真のランチセットは、握りこぶし大のミートボールを揚げたものとマッシュポテト。
ヨーロッパではありがちな「肉とポテト」の組み合わせです。
差別化するのは難しそうですが、ヨーロッパの人たちはよくぞこの二つの組み合わせだけで様々な料理を作ったものです。
おそらく「同じ料理だけど名前は違う」みたいなものが各国に大量にあるのでしょうけど。
さて、お茶をしに伺った時はケーキを。
これはチョコレートケーキだったのか、はたまたチーズケーキを頼んだらチョコレートケーキのような見た目のチーズケーキが出てきたのか、思い出せません。
どちらも野外のテラス席で食事をしていました。
Manufaktura内でアジア人はあきらかに私だけだったと思いますが、行き交う人も良識をわきまえておられるようで、特に怪訝なまなざしを私に向けるわけでもなく、快適に食事ができました。
思い返せばこちらのレストラン、店内が工場の一部を居抜きで作ったような感じとなっていて、インダストリアスな雰囲気があって、夜行ったらいい雰囲気が楽しめそうでした。
そういう意味では、「ありがちで退屈なショッピングモール」と以前の記事で評してしまったManufakturaも、それは外見に過ぎず、内部は工場跡ということをうまく活かしてるのかもしれません。
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そういえば、先日の記事に書いたカフェからちょっと行ったところにOFF Piotrkowskaという場所があります。
こちら、飲食店やバーやらクラブやら、小さなスタンドやらが集まっている場所です。
すべてが建物の中にあるというわけではないので、開放感があります。
若者の社交場となっているようで、非常に活気がありました。
特に夜。
ふとやってきた旅人がローカルの人に「ウッジのcoolな場所」を尋ねたら、まずはここを勧めてくるのだろうと思います。
わかりやすいcoolさというのか。
Piotrkowska通りを夜歩いている時に話しかけた、年端もいかない少女が私をここに連れて行ってくれました。
彼女は将来警察官になりたいと、特に深い決意があるわけでもなさそうな顔で言っていましたが、苦手な英語を使わなければならないのに、わざわざ私に付き合ってくれたことに感謝です。
run downな、廃墟的な雰囲気を活かしたOFF Piotrkowska。
ブダペストには有名な廃墟カフェなんてものもあるように、こういうオープンでスタンド形式のお店がたくさんあって、若者の社交場となっている場所は、ヨーロッパの他の都市でも最近よく見かけます。
実態はさておき、ベルリンなんてその本拠地のようなイメージです。
OFF Piotrkowskaの紹介記事(英語):
ウッジ(Łódź)のカフェ(The Brick Coffee Factory in ウッジ/ポーランド)
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私自身はコーヒーに造詣が深いわけでもCoffee Loverでもありませんが、雰囲気の良さそうなカフェには惹かれます。
そんなわけでウッジのメインストリート、ピョトルコフスカ通り沿いを歩いていて見つけたこちらのカフェに行きました。
住所:Piotrkowska 136, 90-062 Łódź, Poland
Facebookページ:
注文はいつも通りカプチーノ。
普段カフェで食べ物を注文することはないのですが、旅先ということもあり、目に入ったケーキを頼みました。
ほうれん草のケーキ。
店内の雰囲気はcozyで、よい感じです。
大通り沿いということで、若干説明の難しい感覚的なdistractive要素があるのですが、それも全く許容範囲内。
働いている人も若い人ばかりで、活気がありました。
ほうれん草ケーキは悪くありません。
ただ私には、チーズケーキとかのオーソドックスな物の方がよいようです。
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こういう個人経営(つまりスタバとかのようなチェーンではない所)のカフェをいくつも訪ねてきましたが、自分の中では個人経営のカフェ自体がどこかでチェーンショップ化している感覚があります。
共通する要素、よく見かける要素があるのです。
ウッドテーブル、ウッドチェア、一枚板で作ったカウンター、黒板にチョークで書かれたメニュー、若いスタッフ、Macで作業をしているお客さん、つまり全体的なHip Starな雰囲気.....
もし私がコーヒーの味をより深く味わえる感覚や知識に恵まれていたら、各々の店で違いを見つけ出し、それをその店の個性と認定し、そのようなuniqunessを楽しめると思うのですが、何分私は恵まれていません。
「自分の中では」と上記したように、このようなカフェに一見客として来るお客や、このお店にしか来ない人たちにとっては、ここは居心地のいいカフェということになるのだと思います。
しかし、他国においてもこのようなHip starな雰囲気を打ち出したカフェに(なぜか)よく行く私としては、それ自体がすでにコモディティ化していて、既視感をいつも感じるのです。
そうなると、このようなカフェに惹かれて訪ねてしまうのも、所詮は私も一般的、平均的な感覚を持った俗人に過ぎず、新鮮さやuniquness、「予想のつかないもの」よりも 、いつもと同じもの、つまり「安心」を心のどこかで求めているからなのかもしれません。
ウッジ(Łódź)のレストラン(Chłopska Izba in ウッジ/ポーランド)
今日は、ポーランドはウッチにて行ったレストランを。
Chłopska Izba
住所:Piotrkowska 65, 90-422 Łódź
ホームページ:http://restauracjachlopskaizba.pl
(自称)ヨーロッパ最長という商店街通り「ピョトルコフスカ通り」沿いにこのお店は
あります。
ピョトルコフスカ通りはウッチの中心部にあるので、この街を訪ねた人はかならず数回通ることになると思います。
「長い」というのも特徴的なのですが、ああいう日本で言えば銀座の歩行者天国のような場所って、あまりヨーロッパでは見たことないかもしれません。
だいたいヨーロッパの大通りは、歩行者だけではなくて、車もがんがん通ってるイメージなので。
さて料理。
まずはブレッドとペーストです。
ポーランド料理のスマレッツです。
こちらに解説があります。
相変わらずポーランドのパンは美味しい。
そして量も多い。
このペースト自体は85%近くがラードなので、すぐに「飽きがくる」というのか、あまりたくさんは食べれません。
前菜程度に食べるのがベターだと思います。
そして次に来たのがビゴス。
こちらは典型的なポーランド料理です。
今回の旅行中、数回食べました。
写真で見るとそこまで分量は無い感じですが、かなり詰まってるので、すぐにお腹がいっぱいになりました。
そしてこちらは数日後、また再びこちらのレストランを訪ねた時に注文したスープ。
豚のベーコンのようなものがひと塊り入っています。
こちらのレストランは、いつも通りGoogle Mapでレビュー評価の良い所を探していて見つけました。
二度もこのレストランに行ったのは、このレストランが素晴らしかったというよりかは、他に選択肢がなかったからです。
ウッチは大きな街なのですが、(観光客の向けの)ポーランド料理屋は少ない印象です。
おそらくこちらのお店に来てる人は大半が市外、もしくはポーランド国外から来てる人たちで、ウッチ市内に住んでいる人はほとんど来ないのではないかと思います。
店内の雰囲気はcozyで落ち着きがあります。
インテリアはほとんどが木製のもの。
逆にそこが若干「観光客向け」という雰囲気をかもし出してるものの、別に悪くはありません。
フロアで働いている人が1人だけだったので、接客面で注文を取りに来るのがかなり遅かったのですが、それくらいでしょうか、思い出せるdownsideは。
一回注文が済めば料理の提供は早く、また英語で対応してくれましたので、まさにtourist-friendlyです。
とはいえ次回ウッチを訪ねることがあれば、違うレストランをトライして見たいですね。
ポーランド/ Łódź番外編:書籍「中東欧の文化遺産への招待」など
ポーランドはŁódźのレストランについて書く予定でしたが、ちょっと番外編を。
「中東欧の文化遺産への招待」という本を見つけたので読んでいます。
発売されたのは先々月のようで、なかなかマニアックな感じがする本です。
ザッと目次を見てみると、取り上げられている場所の7割以上がポーランド。
中東欧と聞くと幅広い地域を取り上げている感じもしますが、本で扱っているのはチェコ、ドイツ(ベルリン)、そしてポーランドの3国のみ。
「広く浅く」ではないことが功を奏してか、この本ではワルシャワやクラコフといった大都市だけでなく、カトヴィツェやウッチにも言及されています。
ウッチを訪ねたときに行った「ウッチ市博物館」であったり、巨大なショッピングモール「Manufaktura」も取り上げられていて、ここらへんの施設に言及した書籍が出版されるのは本邦初なのではないでしょうか。
ショッピングモール「Manufaktura」は、(立地は中心ではないものの)まさにウッチの人の流れの中心と言える場所でした。
それぐらい巨大で、たくさん人がいました。
地元の方の話によると、ウッチには実はショッピングモールが5個ぐらいあるらしいですが、そうはいってもこの「Manufaktura」が最大のもののようです。
古い工場をリノベートして云々という話は聞いていましたが、個人的に建物自体にはそこまで感銘を受けませんでした。
私の認識不足、知識不足だと思いますが、所詮はどこにでもありそうなショッピングモールで、ブロックやレンガを使って少し違う雰囲気を出しているだけ、という感じ。
なんというか、残しておけばユニークな魅力となったはずの少しアンダーグラウンドな薄汚れた感じを、綺麗さっぱり洗いながしすぎた感じ。
他の先進都市に肩を並べようとショッピングモールを建設したものの、そこは二番煎じ故に愚かしさからか、表面だけを真似しすぎて固有の良さまで失ってしまった、というよくある箱物ストーリーを見てる感じというのか。
それはさておき、このウッチという街は、ポーランドではワルシャワ、クラコフについで第三の規模の街なのですが、観光という観点からみると、見事に無視されている場所です。
それは日本語の情報だけでなく英語の情報においても。
ブロツワフやポズナン、グダンスクといった、ポーランド国内のウッチよりも規模の小さな街よりも圧倒的に情報が少ないです。
だからなのかわかりませんが、ウッチに行く前にいたブロツワフにおいては、会う人ほぼ全員が「ウッチには行かない方がいい」と言ってきました。
それは私がアジア人であること(つまり、目立つ)ということもありますが、それだけでなく、ポーランド人にとっても治安のよろしくない街として知られているようです。
(肉体)労働者の街で、あまり豊かではない人が住んでいた地域、そして時代の流れに取り残され、若干荒廃した地域というのは、近年の流れではアートやカルチャーといったものと結びついて華麗に転身することがよくあります。
有名な所ではベルリンや東ロンドン。
だいたいそういうエリアにはアナーキーな雰囲気があって、しかも生活費が安い。
常に金欠なアーティストにとっては最高のエリアです。
私としては、ウッチを訪ねる前から、そのようなことがウッチでも起きているのだと思っていました。
とはいえ実際には、確かに起きてはいるのですが、まだまだそこまで大きなムーブメントにはなっていないような感じです。
もしかしたら今後何年かの内には、coolな街としてヨーロッパでも知られた街になっているのかもしれません。
ただ個人的に一つネックだと思うのが、ウッチの閉鎖性です。
ウッチは駅を降り立った瞬間から、他のポーランド国内の街とは明らかに違う雰囲気に満ちていました。
ほとんど「殺気」といっても違わないような。
あまり外の人(外国人だけでなく、ポーランドの他の街出身の人も含む)に対して慣れてないような雰囲気が蔓延しているのです。
それは街を歩いても、4日ほど滞在してもほとんど変わることがない印象でした。
お店の人や若い人はフレンドリーなのですが、街全体からはあまりwell-comingな印象を受けませんでした。
街全体にもrun-downな雰囲気が色濃くたちこめていますので、私としては正直住むのは精神的にキツイと感じる場所でした。
とはいえ、イギリスの新聞independentにはこんな記事もありますし、注目している人は密かに注目している街なのだと思います。
話は戻って「中東欧の文化遺産への招待」です。
まだ全編読み終えていませんが、目次が終わって、前書きが始まった瞬間にうんざりしました。
書かれている内容にではなく、本のレイアウトにです。
冒頭にも書いたように、この本は2ヶ月前の出版なのですが、こういうレイアウトの本を読むと、図書館にしぶとく残る20年くらい前に出版された旅行本を読んでいるような気分になります。
私はデザインの専門家でもなんでもありませんが、デザインの真髄は「デザインを意識させないこと」です。
本であれば、文字を読ませることに集中させること。
読者の気を散らすような障害物をできる限り取り除くことですね。
そういう意味で、この本にはデザインの視点が大幅に欠如しているというのか。
端的にいうと、縦書きで文字が詰まっていて読みにくいのです。
これは文字のサイズと余白のバランスが悪い所に由来します。
加えて些細なことですが、ページ番号がオレンジで丸く塗られているのも、非常に目障りです。
表紙のデザインはいいのですが、肝心の本の中身デザイン、レイアウトがあまりreader-friendlyではありません。
執筆陣の中には建築物に関するデザインの専門家はいるようですが。
とはいえ、中身は興味深そうなものが多いので、もう少し読み進めてみます。
(こういう本の場合、書いた側からすると「レイアウトなんていう外形じゃなくて、書いた中身を評価してほしい」と思うのが常なのだと思います。確かに長い目で見ると「中身」の方が重要ではあるのですが、しかし読み手としては「レイアウト」という、外からよく見える形/外形から入らざるを得ないので、そこで引っかかってしまうと肝心要の「中身」の評価にもネガティブな及ぼしてしまいがちです、無意識のレベルで。そこがまた難しい所で、「売ってる商品はいいんだけど売り方がよくない」という話はどこの業界でもよく聞く話ですね。)
ポズナンのレストラン(Ludwiku do Rondla in ポズナン/ポーランド)
ポズナン編の2日目です。
ディナーで行ったのは「Ludwiku do Rondla」。
住所;Woźna 2/3, 61-765 Poznań
ホームページ:https://www.facebook.com/LudwikuDoRondla
Googleでポーランド料理を出すレストランを探してると、宿から近く、またレビューでの星数が多いのがここだったのでうかがいました。
ただ行って見ると、ここは純粋なポーリッシュ・レストランというよりかは、ユダヤ料理を出すレストランのようです。
まずはトマト・スープ。
これ、一応ポーランド料理としてカテゴライズされるもののようで、どこのレストランでもあります。
トマトスープということで、頼む前から味の想像は付いていたのですが、中に米のようなものが入っていて、それとトマトスープの味の組み合わせを試してみたかったので、注文してみました。
食べて見ると、米ではなくて小麦でつくった粒状のものでした(パスタ、と呼ぶそうです。)
トマトの酸味とよく合います。
が、これはイタリア料理と呼ぶ方がふさわしいような...。
そしてメインディシュとして頼んだのはこちら。
料理名が不明です。
きゅうりのピクルスとジャガイモと鳥のレバーを炒めたもの。
鳥のレバーをこんなにもいっぱい食べたのは初めてだったかもしれません。
味は特に特筆すべきことはなく。
レバーを塩胡椒で炒めて、茹でたポテトとピクルスを添えました、っていう見た目通りの味でした。
ここのレストラン、私が行った時は時間が夕方の早い時だったこともあり、客は私だけでした。
そこまで広いレストランではないのですが、若い店員さんが3名ほどいて、ずっと話に夢中になっていたのが記憶に残ってます。
それで別に注文を無視されたとか、料理の提供が遅かったとかはなかったのですが、料理を食べてる身としては、静かな店内で店員さんの話し声がずっと聞こえてくるというのはあまり心地よいものではありませんでした。
ポズナンに行ったとしても、再訪はなしですかね。